農作業を行う際に、注意しないと周辺住民の方々とトラブルになってしまうことがあります。
周囲に配慮した営農を心がけてトラブルを回避し、気持ちよく農作業を行える環境をつくっていきましょう。

トラクター等による耕起や代掻き、田植えなどの農作業の際、田や畑から公道へ出る前に必ず泥を落としてから走行するようお願いします。
やむを得ず道路を汚した場合は、速やかに清掃するようお願いします。

堆肥等の臭気を発生させるものを扱う場合、広範囲に影響を及ぼす場合があります。
堆肥を使用する際は、十分に発酵・乾燥した堆肥を必要な量だけ散布し、散布後は速やかにすき込むようにお願いします。
また、堆肥をやむを得ず仮置きする場合は、悪臭や堆肥の流出を防止するためにブルーシートをかける等の対策を行いましょう。

農薬散布は、風が無風なときや時間帯などを考慮し、周辺への飛散防止に気を付けましょう。
住宅地や学校など人の多い場所に近接したほ場においては、近隣住民や児童などに配慮して散布するよう心掛けましょう。

乾燥機や籾すり機を使用するときは、もみ殻や粉じんが近隣の住宅などに飛散しないよう、排出ダクトの先に袋を取り付けるなどの飛散防止対策を講じたり、夜間の機械稼働を控えるなど、周辺へのご配慮をお願いします。また、住宅等の周辺で仮置きする際はシートをかける等の飛散対策をお願いします。