この度の令和６年度新規就農者育成総合対策事業の不適切な事務処理により、国及び宮城県から交付を受ける予定であった町への補助金が不交付となった件につきまして、町民の皆さまには多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。

原因につきましては、国及び宮城県への補助金交付申請の過程において、担当課内での報告・連絡・相談が十分になされていなかったことや進捗管理を怠っていたためであります。

今後は、このような重大な事案を二度と起こすことがないよう、再発防止に努めて参ります。

①常に職員間で情報の共有が行われるよう風通しを良くし、積極的にコミュニケーションを図り、役職関係なく些細な事でも報告・連絡・相談しやすい職場環境を確立いたします。

②ミスや間違いは自分も犯してしまうものだという危機管理意識を徹底させ、また、注意不足、確認不足や慣れなどによる間違いを引き起こさないよう複数人による確認体制づくりを確立いたします。

③定期的な打合せを行い、職員間また組織として情報共有する機会を増やし、業務ミスや間違いの早期発見、また、お互いの業務の進捗状況が常に確認出来る体制づくりを確立いたします。

④庁内の決裁文書には必ずこれまでの一連の経緯が分かる資料を添付し、職場全体で確認出来る体制づくりを確立いたします。

以上４点を、改めて徹底して参ります。

最後になりますが、私たちは今後も不断の改善努力を続け、住民サービス向上と行政運営の透明性確保に全力で取り組んで参ります。町民一人ひとりのお声を真摯に受け止めながら、「信頼される亘理町」の実現へ向けて邁進していく所存です。
どうぞ引き続き、ご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

亘理町長　山　田　周　伸