阿武隈川の流れをイメージした郷土資料館入口では、 大型画面による映像プログラム「わたしたちのまち・亘理」を見て、 これまでの亘理町の歩みと町の全体像をつかむことができます。

原始・古墳時代の亘理を知ることができます。町内の遺跡の資料や出土品を見て古代の人びとの生活を知り、今日の私たちと比べてみましょう。

長い間、郷土に伝えられてきた昔話や伝説を、実写やイメージ映像で紹介します。お婆さんの語りを聞きながら、亘理の人びとの心にふれることができます。

亘理の景観の特徴である阿武隈川やイグネ(屋敷林)、城下町としての町割りを通して、漁や稲作、商いなどのなりわいと、それらにかかわる人びとの暮らしぶりを紹介しています。

町の歴史にとって特別の意味をもつ亘理伊達家について、伊達成実の亘理入府、その250年後、戊辰戦争で朝敵とされ北海道へ移住するまでを知ることができます。

さまざまな実物資料や復元模型により、「わたり」が文献に登場してから、今日までの移り変わりをたどります。

目の前の年表に登場する遺跡や関連する場所について、楽しみながら調べることができます。