亘理町章 宮城県 亘理町WATARI TOWN

令和8年度「はらこめしの日」記念事業

令和8年 10.8 木曜日

はらこめし、成実公へ。 伊達成実霊屋 特別御開帳/はらこめし献上

阿武隈川に鮭がのぼる十月。 年に二度しか扉が開かれぬ宮城県指定文化財の霊屋を、 この日だけ特別に御開帳します。 令和8年度は、亘理の味を守り継ぐ 町内事業者によるはらこめし献上を新たに公募します。

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開催日
令和8年10月8日(木)はらこめしの日
一般公開
11:00 – 14:00入場無料
会場
伊達成実霊屋大雄寺境内(亘理町字泉ケ入88)
献上事業者 募集
9月1日 – 9月11日町内の法人・個人事業者が対象
01 — STORY

海と大地の恵みを、
亘理の英傑へ捧ぐ

なぜ10月8日なのか。なぜ、はらこめしを献上するのか。
この一日には、亘理四百年の歴史と、町の食文化への祈りが重なっています。

「8」は、はらこを上下に重ねた姿。
10月は、阿武隈川に鮭がのぼる季節。

はらこめしは、荒浜地区で生まれた亘理の郷土料理です。阿武隈川の鮭は、江戸のむかし将軍家へも届けられた、この地の誇るべき恵みでした。

町は10月8日を「はらこめしの日」として日本記念日協会の認定を受け、令和元年10月8日には亘理町はらこめし推進条例を施行。以来この日は、亘理の食文化を未来へ受け渡すための、特別な一日となりました。

そして令和3年から続くのが、亘理伊達家初代領主・伊達成実公へのはらこめし献上です。豊漁を願い、豊作に感謝する。その祈りを、町は毎年、霊屋の前で捧げ続けてきました。

伊達成実霊屋(大雄寺境内) 伊達
成実
DATE SHIGEZANE / 亘理伊達家初代領主
伊達成実霊屋/宮城県指定文化財(建造物)
0回/年
通常の御開帳

霊屋の扉が開かれるのは1月16日と8月16日のみ。10月8日は、それ以外の唯一の機会です。

令和0年〜
献上のはじまり

令和3年10月8日、特別に御開帳された霊屋へはらこめしが献上されました。豊漁の願いと豊作への感謝を、毎年この場所から捧げています。

0
亘理伊達家 歴代領主

境内の「亘理領主伊達氏歴代墓所」には、初代から十三代までの領主と夫人らが眠ります。

02 — WHO IS SHIGEZANE

伊達成実とは?

亘理の礎を築いた亘理伊達家初代領主。その功績を伝える霊屋は、いまも町の誇りとして守られています。

木造伊達成実椅像 伊達成実
木造伊達成実椅像/宮城県指定文化財

亘理伊達家初代領主として、この地の礎を築いた武将。

大雄寺は亘理伊達家の菩提寺であり、その境内に成実公の霊屋が建てられています。境内一帯は「亘理領主伊達氏歴代墓所」として、初代から十三代までの歴代領主と夫人らが眠っています。

成実公の霊屋は江戸時代前期を代表する霊屋建築として宮城県指定文化財となり、その内には成実公の木像が納められています。御開帳の日には、金箔の輝きを一身に受けた木像の雄姿を拝することができます。

そもそもこの御開帳は、霊屋が建てられた後、家臣が参拝できるようにと開かれたのが始まりと伝えられています。四百年の時を越え、いまは町民と訪れる人々が手を合わせる場となりました。

霊屋の指定
宮城県指定文化財(建造物)/昭和54年6月26日 指定
霊屋の構造
江戸時代初期。宝形造 銅板葺(現)、木造方一間、桁行2.09m・梁間2.09m
木像
附「木造伊達成実椅像」/江戸時代初期・木造彩色甲冑像、丈45cm。霊屋内に納められています
通常の御開帳
1月16日・8月16日の年2回(加えて10月8日「はらこめしの日」に特別開帳)
所在
大雄寺(亘理町字泉ケ入88)/亘理伊達家 菩提寺

甲冑にみる、成実公の気概

成実公が所用したと伝わる甲冑は、黒漆塗五枚胴具足。黒漆で塗り上げた鉄板五枚を蝶番でつないだ胴は、戦国の実戦を想定した当世具足です。伊達政宗が好んで所用した「仙台胴」の系統に連なり、黒一色で統一された姿からは、実戦性と威厳の両方を求めた美意識がうかがえます。

兜の前立に据えられているのは、毛虫。これは「毛虫は決して後ずさりしない」という意を込めた意匠と伝えられています。前へ進むことしか知らぬ小さな虫を頭上に掲げ、戦場を駆けた——武勇で名を馳せた成実公の生き方が、そのまま形になった前立です。

さらに胴の前には、火縄銃による試し撃ちの痕が残るとされます。防具としての強度をあらかじめ確かめたうえで身にまとう。装飾ではなく、生きて帰るための道具として甲冑と向き合った、戦国武将の現実的な眼差しがそこにあります。

名称
黒漆塗五枚胴具足(伊達成実所用と伝わる)
胴の構造
黒漆で仕上げた鉄板五枚を蝶番でつないで仕立てた胴
兜の前立
毛虫。「毛虫は決して後ずさりしない」の意を込めた意匠と伝わる
様式
伊達政宗の黒漆五枚胴具足と同系統の「仙台胴」の流れをくむ
黒漆塗五枚胴具足 仙台胴 毛虫の前立
伊達成実ゆかりの甲冑 甲冑 KACCHU / 黒漆塗五枚胴具足
黒漆塗五枚胴具足/伊達成実公ゆかりの武具
※ 写真は複製品。亘理町立郷土資料館所蔵(原資料/だて歴史文化ミュージアム所蔵)
03 — SPECIAL OPENING

年に二度の扉が、
この日だけ三度目を開く

宮城県指定文化財の伊達成実霊屋。江戸時代前期を代表する霊屋建築であり、
内には成実公の木像が納められています。普段は見ることのできないその姿を、どうぞ間近で。

11:00
一般公開・特別御開帳 開始どなたでも献上されたはらこめしとともに、成実公の霊屋をご覧いただけます
14:00
一般公開 終了

ご来場の前に

  • 会場は寺院境内および歴代墓所です。静粛な参拝にご協力ください。
  • 会場内には段差があります。歩きやすい靴でお越しください。
  • 荒天等により内容を変更・中止する場合があります。最新情報は町公式LINE・SNSでお知らせします。
  • 入場は無料です。敷地内の駐車場をご利用いただけます。
04 — THE DESIGNATED VESSEL

竹に雀を戴く、
ただ一つの器

献上事業者のうち一者のみが、大雄寺の調製した特別な器で献上します。
亘理伊達家の家紋を戴いたその器は、抽選によって託されます。

ONLY ONE / 献上事業者のうち1者

亘理伊達家の家紋「竹に雀」
付した、大雄寺調製の器。

献上にあたり、器は原則として応募事業者ご自身でご用意いただきます。ただし献上事業者のうち1者だけは、亘理伊達家菩提寺である大雄寺が調製した特別な器——「指定の器」の貸与を受け、その器を用いて成実公へ献上します。

指定の器には、亘理伊達家の家紋「竹に雀」(亘理笹)が付されています。四百年を超えて受け継がれてきた紋を戴いた器に、自らのはらこめしを盛る。それは、この事業においてただ一者にのみ託された役割です。

調製
大雄寺(亘理伊達家 菩提寺)
意匠
亘理伊達家の家紋「竹に雀」を付した特別な器
使用できる数
献上事業者のうち1者に限られます
決定方法
抽選(令和8年9月15日(火)午前9時/亘理町役場2階 中会議室2(東))
引渡し
引渡日・引渡場所は、決定した事業者へ別途通知します
回収
一般公開の終了後、会場において町が回収します(後日の返却は不要です)
指定の器(竹に雀の紋を付した大雄寺調製の器) 竹に雀 TAKE NI SUZUME / 亘理伊達家 家紋
指定の器/大雄寺調製・亘理伊達家家紋「竹に雀」

指定の器に関する重要事項

  • 抽選により指定の器を使用する事業者に決定した場合、その使用を辞退することはできません
  • 町による回収の時までの間、破損・汚損・紛失が生じないよう善良な管理者の注意をもってお取り扱いください。
  • 破損・汚損・紛失が生じた場合は、速やかに町へご報告いただき、町および大雄寺の指示に従ってください。
  • 指定の器は一般公開の終了後、会場において町が回収します。
  • 指定の器の使用のみを辞退することはできません(献上そのものを辞退される場合は、速やかに町へお申し出ください)。
町内の法人・個人事業者のみなさまへ 05 — 献上事業者 公募

あなたのはらこめしを、
成実公に献上しませんか。

令和8年度から、はらこめしの献上を町内事業者へ広げます。味付けも調理法も、指定はありません。
あなたの店の「はらこめし」を、そのまま捧げてください。
献上いただいた事業者には、町長から「はらこめし献上認定証」を授与します。

1

認定証で、
誇りをかたちに

はらこめし献上授与式の当日、町長から事業者名(法人名、屋号又は氏名)宛てに認定証を授与。献上日から1年間、店舗・商品・ホームページ・SNS等の紹介に活用いただけます。

2

味は、
お店の味をそのままに

亘理町はらこめし推進条例の趣旨に沿うものであれば、調理方法・味付けは各事業者の流儀を尊重します。町が特定の作り方を指定することはありません。

3

町の広報で、
広く発信

献上の様子や事業者名は、広報わたり・町公式LINE・SNS・報道発表などを通じて発信。食文化を支える担い手として紹介します。

献上事業者公募の概要
応募対象 亘理町内に本店・支店・営業所・事業所その他の継続的な事業拠点を有する法人又は個人事業者(以下「事業者」といいます)。町および大雄寺の指示・関係法令を遵守でき、代表者または指定する担当者(個人事業者にあっては本人またはその指定する担当者)が、はらこめし献上授与式に出席できること。なお、事業者の役員・代表者または個人事業者本人が、暴力団または暴力団員と密接な関係を有する者でないことを要します。
事業者名の記載 法人は法人名、個人事業者は屋号(屋号を有しない場合は氏名)をご記載ください。はらこめし献上認定証および広報に用いる名称は、ご記載いただいた事業者名となります。
募集数 献上場所の広さ・はらこめし献上授与式の所要時間・安全管理等を勘案し、選定できる数を超える応募があった場合は抽選となります。抽選を行う場合は、対象事業者へ日時・場所・方法を通知します。
募集期間 令和8年9月1日(火)~9月11日(金)
応募方法 本ページ下部の応募フォームから申し込みください(原則)。インターネットによる応募が困難な場合は、はらこめし献上申込書(様式1)に必要事項をご記入のうえ、募集期間内に企画課へ持参・郵送・電子メールまたはファクシミリによりご提出ください(様式1は企画課備付)。選定結果は、応募いただいた全ての事業者へ書面または電子メールで通知します。
献上品の要件 亘理町はらこめし推進条例の趣旨に沿って調理したはらこめし。供物としてふさわしく、汚れ・異物・傷み等がない状態で、盛り付け、ご持参ください。献上用の器は事業者でご用意ください(抽選により指定の器を使用する事業者に決定した場合は、当該指定の器をお使いいただきます)。
調理・運搬 調理・盛り付け・保管・運搬は、各事業者の責任において衛生的に行ってください。町が指定する日時・場所へご持参いただきます。
指定の器 献上事業者のうち1者は、大雄寺が調製した指定の器の貸与を受け、当該指定の器を使用して献上します。使用を辞退することはできません。器は一般公開の終了後、会場において町が回収します。詳しくは「指定の器」をご覧ください。
費用負担 材料費・調理費・包装費・保管費・器の調達費・運搬費・交通費その他一切の経費は応募事業者の負担となります。
認定証の取扱い 認定証は、当該年度に献上した事実を認定するものです。献上日から1年間、店舗・商品・ホームページ・SNS等で紹介いただけます。期間経過後も過去の実績として事実の紹介は差し支えありませんが、現年度の認定を受けていると誤認させる表示はご遠慮ください
9/1 – 9/11
応募フォーム
または様式1
9/15
要件確認・選定
(必要に応じ抽選)
9月中旬
結果通知
当日の詳細調整
10/8
献上授与式
認定証の授与

認定証についてのご案内

  • 認定証は、当該年度に成実公へはらこめしを献上した事実を認定するものです。
  • 認定証は、事業者の商品・調理方法・衛生管理・品質・経営内容その他の事業活動について、町が保証または推奨するものではありません。
  • 認定証に記載する名称は、申込時にご記載いただいた事業者名(法人名、屋号又は氏名)となります。
  • 事業者名、献上品、はらこめし献上授与式および授与の写真等は、町の広報媒体や報道発表で使用することがあります。
  • 応募資格・献上条件・指定の器・認定証の利用等の詳細は「はらこめし献上事業者公募要領」によります。

受付期間:令和8年9月1日 ~ 9月11日

応募フォームへ進む

※ 応募フォームは別ウィンドウで開きます(LoGoフォーム)。

DOWNLOAD / 公募要領・申込書

※ 様式1は、企画課窓口にも備え付けています。
※ 応募は応募フォームを原則とし、インターネットによる応募が困難な場合に様式1をご利用ください。

06 — HISTORY

献上のあゆみ

令和3年に始まった献上は、毎年かたちを変えながら受け継がれてきました。

令和3年度
献上のはじまり/北海道伊達市とのオンライン会談

令和3年10月8日、伊達成実霊屋が特別に開帳され、町長がはらこめしを献上しました。献上したはらこめしは亘理町食生活改善推進員協議会が調理。ふるさと姉妹都市締結40周年記念のオンライン会談と併せて行われ、伊達市の日本酒や、町産玄米に祈祷を行った祈願米「勝武飯」も献上されました。

令和4年度
伊達武将隊「伊達成実」参列/地場産品の献上

奥州・仙台おもてなし集団 伊達武将隊の成実公が参列し、はらこめしやりんごなどの地場産品が献上されました。鮭にまつわるワンポイント解説会も開催されました。

令和5年度
はらこめし川柳 入選作品の奉納

全国から寄せられた作品のうち最優秀賞作品が、作者本人によって成実公の木像へ読み上げられました。午後の一般公開には、町内外から多くの人が訪れました。

令和6年度
地域おこし協力隊によるはらこめしSONGの献上・披露

町長と地域おこし協力隊が、はらこめしとはらこめしSONG『笑顔のはらこめし』の歌詞・CDを献上しました。献上後には大雄寺の本堂前で楽曲が披露され、来場者が手を叩きながら歌詞を口ずさみました。

令和7年度
町制施行70周年記念/地域おこし協力隊等による作品奉納

「はらこめしのかけら」「はらこめしアート」「はらこめしスイーツ」が献上されました。

令和8年度
町内事業者による「はらこめし献上」公募 — 新規

町を主体とした献上から、食文化を担う事業者が参画する公募型へ。あわせて、大雄寺が調製した「指定の器」による献上を1者に託します。担い手の輪を、町全体へ広げます。

07 — ACCESS & GUIDE

会場案内・応募に関するご案内

会場・お問い合わせ

会場
伊達成実霊屋
(大雄寺境内/亘理領主伊達氏歴代墓所)
所在地
宮城県亘理郡亘理町字泉ケ入88
公開日時
令和8年10月8日(木)11:00~14:00
入場料
無料
駐車場
敷地内の駐車場をご利用いただけます
担当課
亘理町 企画課
0223-34-0505
文化財照会
郷土資料館
0223-34-8701

※ 参拝マナーの遵守にご協力をお願いします。

献上事業者 応募のご案内

応募について

個人事業者でも応募できますか。
応募できます。町内に本店・支店・営業所・事業所その他の継続的な事業拠点を有する法人または個人事業者が対象です。事業者名の欄には、法人は法人名、個人事業者は屋号(屋号を有しない場合は氏名)をご記載ください。
必ず献上できますか。
募集数はあらかじめ定めていませんが、献上場所の広さ・はらこめし献上授与式の所要時間・安全管理等の都合により、選定できる数を超える応募があった場合は抽選となります。なお抽選は、①献上事業者の決定、②指定の器を使用する1者の決定の2種類について、令和8年9月15日(火)に同日・同会場で実施します。いずれにも該当しない場合は抽選を行いません。
費用の補助はありますか。
ありません。材料費・調理費・包装費・運搬費その他の経費は応募事業者の負担となります。献上用の器も各事業者でご用意ください(指定の器を使用する1者を除きます)。
味付けや具材に決まりはありますか。
町が特定の調理方法を指定することはありません。亘理町はらこめし推進条例の趣旨に沿ったはらこめしであれば、各事業者の調理方法と味付けを尊重します。
認定証には、どのような意味がありますか。
献上した事実を認定するものです。霊屋の御開帳に合わせ、亘理四百年の歴史を受け継ぐ場へ、自らのはらこめしを捧げたという証になります。

献上日から1年間、店舗・商品・ホームページ・SNS等で「はらこめし献上事業者」として紹介いただけます。郷土料理はらこめしの担い手であること、そして地域の食文化を未来へつなぐ一員であることを、お客様に伝える一助としてご活用ください。

なお認定証は、事業者の商品・調理方法・衛生管理・品質・経営内容について町が保証または推奨するものではありません。期間経過後も過去の実績として事実の紹介は差し支えありませんが、現年度の認定を受けていると誤認させる表示はご遠慮ください。

ご来場について

一般の見学に予約は必要ですか。
一般公開(11:00~14:00)は予約不要です。入場は無料で、敷地内の駐車場をご利用いただけます。
霊屋について詳しく知りたいときは。
郷土資料館(0223-34-8701)へお問い合わせください。亘理伊達家ゆかりの資料について展示しています。