職場内におけるハラスメントに関する職員アンケート調査結果について

職場内におけるハラスメントに関する職員アンケート調査結果について

ハラスメントの定義


〇パワーハラスメント  パワーハラスメントとは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為 〇セクシャルハラスメント  セクシャルハラスメントとは、職場において行われる性的な言動に対するその雇用する労働者の対応により当該労働者がその労働条件につき不利益を受け、又は当該性的な言動により当該労働者の就業環境が害されること 〇マタニティハラスメント  マタニティハラスメントとは、職場において行われる上司・同僚からの言動(妊娠・出産したこと、育児休業、介護休業等の利用に関する言動)により、妊娠・出産した「女性労働者」や育児休業・介護休業等を申出・取得した「男女労働者」の就業環境が害されること 〇カスタマーハラスメント  カスタマーハラスメントとは、顧客や取引先などからの、社会通念上相当な範囲を越えた言動や行為によって、労働者の就業環境が害される状態


アンケート調査の概要

◆調査目的 職場内におけるハラスメントの現状を把握するため
◆対象者数 正職員・会計年度任用職員 462名
◆回答方法 無記名方式・複数回答式・記述式による回答


調査結果の概要

1.回答者数 366名(回答率 79.2%)

2.調査項目・回答結果

(1)過去3年間に、以下のハラスメントを受けたと回答した職員

項目 回答者数 割合
パワーハラスメント 63名 13.6%
セクシャルハラスメント 9名  1.9%
マタニティハラスメント 5名  1.1%
カスタマーハラスメント 132名 28.6%

(2)職場において、受けたと感じたハラスメントについて、その行為者(複数回答あり)

パワハラ
項目 回答者数 割合
職場の上司 33名 7.1%
議員等 15名 3.2%
職場の先輩 10名 2.2%
職場の同僚 8名 1.7%
職場の後輩 1名 0.2%
セクハラ
項目 回答者数 割合
職場の上司 2名 0.4%
職場の先輩 2名 0.4%
職場の同僚 2名 0.4%
職場の部下 1名 0.2%
未回答 3名 0.6%
マタハラ
項目 回答者数 割合
職場の上司 3名 0.6%
職場の先輩 1名 0.2%
未回答 1名 0.2%

(3)カスタマーハラスメントを受けた行為内容

項目 回答者数 割合
窓口や電話での長時間にわたる拘束 99名 21.4%
名誉棄損・侮辱・暴言・乱暴な言動・脅迫 79名 17.1%
執拗な担当者や上司への面会や電話を要求 29名  6.3%

カスタマーハラスメント対応について

行政サービスの利用者等からの要望や意見には、利用者のそれぞれの事情に配慮した上、真摯に耳を傾け、丁寧に説明するなど適切な対応に努めます。 その中でカスタマーハラスメントが行われた場合には、職員を守るため、複数の職員で対応する、職員からの相談に応じるなど組織的に対応します。また、状況に応じて、警告を行う、対応を中止するなど毅然と対応します。 さらに、悪質と判断される場合には、警察へ通報する、弁護士に相談するなど法的に対応します。


お問い合わせ先

総務課/総務班

電話番号:0223-34-1111

FAX番号:0223-34-7341