「えんころ節」には、48種類の歌詞があると言い伝えられ、ここに掲載したのは一部です。昔から船おろしの祝唄として歌われていた七五調の曲で、新築祝いや結婚式など慶事に欠くことのできない唄です。

民謡王国宮城の三大祝唄のひとつとして、藩政時代から歌い継がれているこの「えんころ節」を通し、全国の民謡愛好者と町民の交流を深め、地域の活性化と、まちづくりの振興を図るため、えんころ節全国大会を開催しています。

 

荒浜えんころ節

★先ず今晩の目出度さに
 あれみやしゃんせ みやしゃんせ
 白きし ねずみが はり渡る
 延命の小鼓を 引き寄せて
 一振り振れば 銀と降る
 二振り振れば 金と出る
 三振り四振りは ドッコイ
 宝振る ショウガエー

★親爺様 親爺様 親爺様
 明日吹く風は 何風だ
 いなさまじりの 西 南
 吉田 花釜 他所にして
 花の荒浜 ドッコイ
 まとも風 ショウガエー

★正月二日の初夢に
 何より目出度夢を見た
 お斗蔵様の樫の木を
 申しおろして船にはぎ
 前なるお池に浮かばせて
 金銀のべたる帆柱に
 綾と錦の帆を巻いて
 俵に宝を積み重ね
 これの館に ドッコイ
 走り込む ショウガエー

★先づ今日のお祝い
 えんころ節を望まれて
 歌いそんじのある時は
 ご免くだされ 旦那さま