西に蔵王連峰、東に太平洋を望む絶景自慢の温泉施設。

とろみの湯に包まれ、郷土食を満喫し、寛ぎの時間を。

 

 

地元でもされる効能のある湯と絶景

亘理町の太平洋岸にある汽水湖「鳥の海」の入り口に湧く「鳥の海温泉」は、国民保養施設を経て2008年に「わたり温泉鳥の海」となり、地元で親しまれてきました。10年目の2018年4月、仙台秋保温泉「ホテル佐勘」のプロデュースで震災により7年間休業していた宿泊施設も含めてリニューアルオープン。地元客はもちろん、観光客も多く訪れ、より賑わい溢れる施設となりました。

自慢の展望浴場は最上階の5階にあります。牡鹿半島や金華山、太平洋を一望できる露天檜風呂がある「東の湯」、鳥の海と蔵王連峰を望む露天岩風呂がある「西の湯」は日替わりで男女入替え。源泉100%使用で少し強めの弱アルカリ泉はとろみがあり、肌に吸い付くような感触です。朝7時30分からオープン時間までに浴場の清掃を行い、お客様をお迎えします。清潔に保たれた極上の温泉の一番風呂を求めて、毎朝のように通う人も多いそうです。

レストランでは「ホテル佐勘」の料理人が腕を振るい、料理でも亘理の魅力を伝えます。地元の市場から仕入れる旬の食材を使った料理は、郷土料理のほか、豪快な盛りの丼ものなど、魅力いっぱい。東、西、南の景色をぐるりと見渡せるロケーションの中、おいしい料理を味わえます。

10時にオープンすると、続々と利用客が訪れ、駐車場はいっぱいになることもしばしば。月に1万人ほども訪れるという利用客の内訳は、平日は町民3割、観光客7割、休日も4割は地元の人々。地元で唯一の温泉施設に対する町民の思いは強く長年愛されてきましたが、生まれ変わってからの期待は今まで以上。“町民一人ひとりが亘理町の観光大使”となり、町外の人を連れてきて、活気を増しています。

 

 

声に応えて進化する「みんなの泉」

静かでゆっくりできると評判の宿泊施設も魅力のひとつ。12室、定員48人の限られた客数を丁寧にもてなすスタイルが、宿泊客の満足感につながっています。オーシャンビューの東側の客室は和洋室やバリアフリーの部屋も整い、庭園テラスのデッキから望む太平洋と心地よい潮風が楽しめます。雄大な蔵王連峰が望める西側の部屋は、シンプルな和室。沈みゆく夕日に山の稜線が美しく浮かびあがり、雄大な景色を見せます。料理人が手がけた豪華な会席料理が味わえるのも楽しみです。

広々とした敷地を活かすため、手ぶらでキャンプを楽しめるグランピングやバーベキューなどの準備も進行中。また海水浴が再開すれば施設の役割も増えるはずです。町の変化に対応し、環境を活かして発展しながら、海と共存できる施設を目指していくという「わたり温泉鳥の海」。「町外の人を連れてきたくなる温泉」を目指して町民とともに育つ施設が今後どのように変わっていくのか、大いに期待です。

日の出、日の入、両方の景色を望むロケーション。海岸まで歩いてすぐの場所にあります。

趣のあるエントランスが利用客を出迎えます。温泉利用はエレベーターで5階へ。

レストランではおいしい郷土料理を堪能。4階から太平洋、蔵王連峰を眺めながらの食事は格別です。 はらこめし、あなごめしなど、亘理の旬の海の幸を季節の料理で提供。

庭園テラス付きの客室はオーシャンビュー。部屋に入ると思わず歓声が上がります。

 

 

お湯の良さ、環境の良さを守り、町民の皆さんと一緒に盛り上げていきたい 

わたり温泉鳥の海 支配人 半田 英明さん

震災復興の力になれればという思いでスタートしましたが、今は町民の皆さんと一緒に盛り上げていきたいと感じています。「わたり温泉鳥の海」は町のシンボル的な存在。町民に愛され、育てていただくことで町全体の活性化に繋がると考えています。
お風呂に入るだけでなく、人々が集い、交流する施設を目指していますが、まだまだ発展途上。今以上に気兼ねなく立ち寄れる場になり、世代を越えて利用される施設にしていきたいと思います。

 

わたり温泉鳥の海

DATA
住所 亘理町荒浜字築港通り41-2
TEL 0223-35-2744
営業時間
●露天風呂付き展望浴場(5階)日帰り入浴/10:00~20:00
(最終入館19:30。宿泊の方は翌朝5:00~7:30も利用できます)
●軽食コーナー(1階)/11:00~20:00(ラストオーダー19:30)
●レストラン(4階)/11:45~15:00(ラストオーダー14:10)
●宿泊施設/チェックイン15:00~、チェックアウト10:00
定休日 不定期
HP http://www.torinoumi.com

 

(広報わたり2018年12月号掲載)

 

「自慢したくなる亘理 亘理の魅力」はコチラから