血圧と運動
近年、習慣的に運動を行うと、血圧を下げる作用があることがはっきりしてきました。
特に有酸素運動(自然に呼吸を続け、全身を使って持続して行う運動)が効果的で、ウォーキング、自転車、水泳等が上げられます。
運動をすると、筋肉に血液が必要となり、脈拍数や心臓から送り出される血液量が増加します。呼吸数が増え、肺のガス交換が活発になり、新陳代謝が良くなるのです。また、運動を継続することにより、体の中で血圧を下げる物質が増え、血圧を上げる物質が減少し、血圧調節のバランスが良くなります。
このような運動は血圧を下げるだけでなく、肥満の解消、生活習慣病や骨・関節の病気の改善にも好影響を与えます。
運動の例として、ウォーキングを取り上げてみました。寒さに負けず、体を動かしましょう!
健康ウォーキング
回数
週3回以上
時間
30分以上
ポイント! はじめて運動の方は、時間と回数を少なくし、徐々に増やしていきましょう。
速さ
歩きながら隣の人とお話ができるニコニコペースで、終わったら軽く息が弾む位がよいでしょう。
歩き方のポイント
- 前を向き、あごを引く
- 目線は数10メートル先の路上へ
- 背筋を伸ばし、上体をそらさない
- 肩の力を抜いて腕を軽く振る
- 歩幅は広めでリズミカルに歩く
- 歩きやすい靴、動きやすく温度調節ができる服装
- 腹部は引き締め、重心は腰に置く
- 足を前に出すときは膝を伸ばし、かかとから着地
問い合わせ先
健康推進課 健康推進班(Tel 0223-34-0524)

登録日: 2008年12月5日 /
更新日: 2013年7月22日