子どもは、日が登ると目を覚まし、朝食を食べて登校し、昼は勉強や運動に打ち込み、夜はぐっすり眠る。近年、このような子どもの正しい生活リズムが乱れてきています。そこで、文部科学省では、子どもの生活リズム向上をめざす「早寝早起き朝ごはん」国民運動を2006年から展開しています。

子どもの生活リズムの乱れが深刻化

 朝食を食べないことがある小学生は15パーセント、中学生は22パーセント(平成17年度文部科学省委嘱調査「義務教育に関する調査」)という数字があります。また、午後10時以降に就寝する就学前の幼児(6歳以下)は29パーセント(ベネッセ教育開発センター調査「第3回幼児の生活アンケート」)と、近年子どもたちの生活リズムの乱れが問題になっています。

 毎日朝食を食べる子どもは、ペーパーテストの得点が高い傾向(国立教育政策研究所調査「平成15年度小中学校教育課程実施状況調査」)にあるとの報告もあります。また、夜更かしをするなど夜型の生活が続くと、時差ぼけのような状態になり、体の調子が悪くなったり、意欲が低下したり、疲れが残ったりします。

家庭で取り組む「早寝早起き朝ごはん」

 子どもが規則正しい生活習慣を身につけるためには、家庭での取り組みが不可欠です。「毎朝、バランスのとれた食事を必ず摂る」「早寝早起きの習慣をつける」「体操や散歩など毎日規則的に身体を動かす」など、各家庭で子どもが守るべき生活習慣についての決まりを作ることが大切です。

大人も子どもと同じです

規則正しい生活は、大人が手本を示さなければなりません。まずは家庭から、「早寝早起き朝ごはん」に取り組み、大人も子どもも元気に生活しましょう。

※この記事は、2006年11月1日発行「広報わたり」から抜粋したものです。

 


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