吉田編PDF

亘理町内の文化財を巡ってみませんか。

今回は、吉田編をご紹介します。

詳しいマップはこちらから   

1.スタートは農村創作活動センターから 

今回は農村創作活動センターに車を停めて出発するコースを設定しました。みなさんの体力や時間に合わせて、調整しながら交通事故に十分注意して巡りましょう。

大塚古墳は浜吉田駅から北へ約1kmのところにあります。こちらもぜひお立ち寄りください。
また、交通事故には十分注意しましょう!
2.宮前遺跡(みやまえいせき)
吉田小学校の北に位置する遺跡で、竪たて穴住居跡54軒がみつかっている古代の集落跡です。
このうち29軒が古墳時代のもの、5軒が平安時代のものと推定されています。これらの住居跡と出土した土器など調べてみると、この一帯は古墳時代前期に集落となって後期には一時集落がなくなり、平安時代にまた復活したことが分かりました。なかでも古墳時代前期の集落はすぐそばの長井戸古墳群とかかわりがあると考えられています。
3.長井戸古墳群(ながいどこふんぐん)
5世紀ごろのものと推定されている古墳群です。一番大きな前方後方墳(長さ40メートル、幅20メートル、高さ3メートルほど)1基と小規模の円墳や方墳が5つあります。
すぐそばに宮前遺跡があり、亘理郡内には集落と古墳群が一体となっている遺跡がここ以外には見つかっておらず、古墳時代前期の郡の中心であった可能性があります。
4.畑中貝塚(はたなかかいづか)
縄文時代後期から晩期(約3000~4000年前)の遺跡で、2ヵ所の貝層や柱の跡などが見つかりました。見つかった土器が椿貝塚(逢隈上郡)のものと似ていることから同じ頃にできたと考えられます。
5.月山神社(つきやまじんじゃ)
山の中腹、高度130メートルの奥まったところにある月山神社。ふもとにある鳥居から本殿まで300メートルの道のりで、本殿には月の神の月つきよみのみこと夜見命を祀っています。かつて吉田小学校の地にあったと言われる龍光寺に祀っていた月山大権現を文久元年(1861)にこの地に移し、月山神社と改めたと旧吉田村村史に書かれています。
6.ハナレ森遺跡(はなれもりいせき)
奈良・平安時代ごろの須恵器を焼いた窯跡や製鉄遺跡が吉田地区から山元町にかけた亘理郡南部に集中してあり、近年、ハナレ森遺跡周辺では、鉄てっ滓さいやふいごの羽口などが大量に発見されています。
窯業、製鉄に関する文献資料も乏しいため郡内の生産活動の規模は不明ですが、窯跡・製鉄遺跡は古代の亘理を知るための大きな手がかかりになる可能性を秘めています。
7.大塚古墳(おおつかこふん)
水田の中に1基だけある古墳で、周辺の人から「だんこ山」と呼ばれ親しまれていました。現在は周りが水田ですが、造られた当時は海岸に近い砂浜が広がっていた場所だったと考えられます。
直径33メートル、高さ4メートルで5世紀ごろ造られた円墳と見られています。