亘理中学校では、志教育を踏まえてさまざまな取り組みを推進してきました。
今ではほとんどの生徒が大きな声であいさつする姿が学校の日常となり、伝統の応援活動や亘中祭もさらに生徒主体の活発なものになりました。
毎日の生活や学習を振り返って記録し、先生方からの助言をもらって次のステップにつなげる「レコーディング活動」も定着しています。
また「職場体験学習」などにも意欲的に取り組んでいます。
取り組みを通して、特に次の3点で亘中生は大きく成長しました。
一つ目は、「挑戦する心」の伸長です。
部活動や生徒会活動への熱心な取り組みや、英語検定など各種検定に積極的に受験する姿勢が見られるようになり、自分の夢や目標に向かって挑戦し、努力する生徒が確実に増えています。
二つ目は、「自他の良さを認め、讃え合う心」の醸成です。
人の努力や功績を自分のことのように受け止め、喜びを分かち合う心の成長を感じます。
例えば、本校では郡駅伝大会の日に、全校生徒で駅伝選手団の出迎えを行っています。
応援団や生徒会が中心となってエールで迎え、選手団からの報告を聞き、労をねぎらっています。
集団としての一体感、亘中生としての誇りが芽生える場面を生徒たちの手で作り上げていると感じます。
三つ目は「人や社会のために役に立とうとする姿勢」の向上です。
今年度、亘理町内の小・中・高等学校では「わたりひまわり化計画」に取り組みました。
本校でも、全校生徒が200個のプランターにひまわりの種をまき、委員会や部活動が持ち回りで水やりを欠かさず行い、見事なひまわりを開花させることができました。
「自分たちができることで町に貢献しよう」「ひまわりで町に笑顔をあふれさせよう」という思いで生徒は活動してきましたが、地域の方々から喜んでいただき、大きな達成感を得ることができました。
これからも、ご家庭や地域の方々からの温かい励ましをいただきながら、自分や人、社会のために、できることを考え、行動する亘中生を育成していきます。
(亘理中学校教諭 堀内 恵理子)