本校の志教育の取り組みを三つ紹介します。
一つ目は「職場体験」です。
これは2年生の生徒が、働くことについて理解を深める学習の一環として、町内の公共施設や事業所で、9月初旬に実施しています。
昨年度は、町立図書館や吉田保育所など計13ヵ所で行いました。
体験後の生徒の感想には、働くことの喜びや大変さ、お金の大切さ、親への感謝などが、素直に綴られていました。
二つ目は「町内施設訪問学習」です。
これは1年生が、町の歴史や文化、産業についての理解を深める学習の一環として、公共施設や農協などを訪れ、職員からお話を伺う活動です。
昨年度は生徒がグループに分かれ、テーマに応じて訪問学習を行いました。
例えば「いちごの謎」グループはいちご団地を、「亘理の伝統文化」グループは郷土資料館を訪ねました。
レポートには、学習の成果とともに「亘理町に住んでいるのに初めて知ることが多かった。」「分かったことを他の人にも広めたい。」「もっといろいろなことを知りたい。」など率直な感想が数多く見られました。
三つ目は「あいさつ運動」です。
毎朝7時45分頃から生徒会役員が、登校してくる生徒に大きな声であいさつをしています。
今年度は「目を見て」「立ち止まって」「大きな声で」を合い言葉に、さらなるあいさつの充実を目指しています。
また終業式では、1学期特にあいさつがよかった生徒2名を「あいさつチャンピオン」として生徒会長が表彰しました。
本校の教育目標の一番目が『礼儀』ということもあり、生徒会は代々「あいさつ運動」に力を入れてきました。
これからもその伝統を引き継いでいきたいと思います。
吉田中学校は、緑に囲まれ、静かで落ち着いた環境にあります。
その地域で育った子どもたちは、優しく素直で、何事にも一生懸命です。
これからも人とよりよく「かかわり」将来の夢や希望を「もとめ」自分の役割を「はたす」という志教育の視点を生かし“明日の吉田”を担う生徒を育てて参ります。
(吉田中学校教諭 加藤 仁)