吉田小学校が取り組む志教育には、大きく分けて二つの視点があります。
一つ目は『地域の方々との結びつき』です。本校の子どもたちは、学校ボランティアの方々と毎日ふれあえる恵まれた環境にあります。
登下校中の安全確保、除草などの環境整備や緑化活動の支援、読み聞かせや家庭科の裁縫支援など、さまざまなボランティアの方々と元気にあいさつを交わす姿はとてもほほえましいものです。
また、農業体験では、低学年のサツマイモ、3年生のりんご、4年生の大豆、5年生の米、6年生のジャガイモと、全学年が栽培活動でお世話になっています。
「アップルランド」(学校内にあるりんご園)では「つがる」や「ふじ」などが収穫でき、毎年楽しみにしています。
他にも、町内の方々をお招きして数々の学習の機会を設けています。
こうした「地域貢献の志」をもった方々との交流が、子どもたちの知識を深め、視野を広げて、夢や志に至る活動として有意義であると日々感じています。
二つ目は『子どもの自主性尊重』です。小規模校であることを利点として生かし、子どもたち一人ひとりが自分の目標に向かって努力し、役
割を発揮できる環境づくりに取り組んでいます。
例えば、みどり児童会では、「めざす児童像」に近づくために、合言葉を設け、各委員会がそれに合わせた活動を取り入れています。
体育委員会の「めざせ東京!マラソン」や保健委員会の「黙々掃除コンクール」がその一例です。
また、代表委員会で、今年度の活動のめあてを「あったか言葉あふれる学校にしよう」に決め、子どもたちが描いた、あったか言葉運動キャラクター「よしだよしえちゃん」を掲示して盛り上げています。
他にも、縦割り活動などさまざまな異学年交流を実施し、下級生のためにがんばる、上級生に感謝する、憧れるといった体験を大事にしています。
今後も、マナーアップキャンペーンでのあいさつ運動や校地内外の清掃活動の継続を含め、二つの視点に沿った志教育の充実を図りつつ、子どもたちと一緒に笑顔いっぱいの教育活動を進めていきます。
(吉田小学校教諭 大槻 裕)