「あなたは何のために勉強をするのですか?」
亘理小学校の志教育は、これを考えることからスタートします。
「なんで毎日あいさつをするの?」「なぜ毎日掃除をしているの?」「先生はいつも友達と協力しなさいってなぜ言うの?」四つの答えは全部同じです。
あなたの夢をかなえるために、必要な力(技能)をつけているのです。
これを実感として子どもたちに伝えたいのです。
「親に勉強しなさいって言われるから。」「宿題をやらないと先生に叱られるから。」どちらも勉強に向かうための動機付けになります。
しかし態度としては受け身です。
なぜなら、親や先生の監視がなければ、勉強する動機が失われてしまうからです。
子どもたち自身がこのことに気付くには、かなりの時間を要します。
亘理小学校では「志教育の授業」を通して、このことに迫ろうと考えています。
昨年度は「自分の将来の夢」と「現在の学校生活」が繋がっていることをねらいとした研究授業を行いました。
「プロ野球選手になるために、今何をすればよいですか?」との問いに子どもたちは「素振り」「キャッチボール」「ランニング」など直接的な
行動を挙げました。
それだけでいいのか?とさらに掘り下げた結果、瞬時の判断を支える頭脳、チームメイトとうまくやっていくための言葉遣い、人のため地域
のためにがんばる心の大切さなどの意見が出たことから、自ら気付くきっかけになったと実感しました。
今年度は、人とよりよく「かかわる」ため、友達の行動をプラス思考の目で見られるような研究をしたいと思っています。
(亘理小学校教諭 坂本秀行)