育てよう 未来を築く 志

子どもサミット宣言文を読み上げた事例発表会の様子

亘理町の志(こころざし)教育の取り組みが、教育ジャーナル(平成26年11月号)に特集として掲載されました。見出しは「ただ自分のよりよい人生のためではなく」。この見出しがとてもいい。亘理町の小・中・高校全てで取り組む志教育の理念を上手に表わしています。

では、その志教育とは…。県教育委員会が教育の重点として掲げており、「小・中・高校を通して人や社会とかかわる中で社会性や勤労観を養い、集団や社会の中で自己の役割を考えさせながら、将来の社会人としてのよりよい生き方を求めさせていく教育」です。

自己実現だけでなく、人や社会に貢献する心と態度を育てていく教育とも言えます。この理念は東日本大震災の体験を経て、ふるさと復興の歩みと重なって一層の推進が図られつつ現在に至ります。

亘理町はまさにこの時期に県の指定を受け取り、町内全小・中・高校で、「わたりの志教育」に取り組み、「育てよう 未来を築く 志」のテーマの下、今も推進しています。

子どもたちは「私達の力で町に笑顔を」という思いで、地域や校門前、駅前などに立って「あいさつ運動(マナーアップ・キャンペーン)」を展開し、さらに各校で「校舎周辺の清掃活動」「自転車マナーアップの呼びかけ」「花いっぱい運動」などさまざまな取り組みをしています。

また、学校独自の行事や職場体験、授業や日々の活動などに志教育の視点を生かして取り組んでいます。

亘理駅前でマナーアップキャンペーンに取り組む生徒各校の連携と協力を図るため、昨年度に引き続き今年度も、各校のリーダーが一堂に会す「わたり子どもサミット」も開催しました。

亘理町の小・中・高校はこれからも子どもたちの心身の成長と亘理町や地域へ貢献する態度を育てていくよう、志教育に真摯に取り組んでいきます。

 

亘理中学校校長 宮下 文憲