平成22年 年頭のあいさつ

住むことへの安心と誇りを実感できるまちづくり
亘理町長 齋 藤 邦 男
明けましておめでとうございます。
町民の皆様には、ご家族おそろいで輝かしい新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。
旧年中は、町政の様々な分野に対しまして、あたたかいご支援とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。ここに、新年を迎え
さて、昨年を顧みますと、企業誘致では、これまで地権者の皆様方から深いご理解とご協力をいただき、本町への誘致を進めてまいりました太陽光発電素材メーカーのエム・セテック株式会社が逢隈高屋地区に新工場を建設することが決定し、1月30日に宮城県庁において立地協定を締結いたしました。
昨今、地球温暖化問題が叫ばれる中、太陽光発電は、温室効果ガス排出量を削減できるなどのメリットを有し、クリーンエネルギーとして低炭素社会の成長産業として将来を期待されております。今回の誘致は、県内の産業構造に好影響をもたらすとともに、町民の雇用拡大をはじめ、地域経済を活性化に導く起爆剤になるものと確信しております。
また、児童福祉の重要施策として建築中の亘理町中央児童センターは、児童福祉の重要施策であります「放課後児童健全育成事業」に対応でき、本町における子育て支援の機能も併せもつ児童福祉の拠点施設となります。建物は1階建てで、児童クラブ室のほか、自由来館児室や多目的ホール、図書室、創作活動室などを設け、小学生から中・高生まで幅広い年代の児童生徒が気軽に利用できる施設にしたいと考えております。また、太陽光発電システムを設置し、光熱費の削減と環境にも配慮した内容となっており、平成22年4月の事業開始を予定しております。
そして、9月12日には、常磐自動車道亘理IC―山元IC間の 11.5キロメートルが地権者の皆様をはじめ関係各位のご支援、ご努力によりまして、開通いたしました。常磐自動車道については、五年後の全線開通を目指して用地買収や工事が進められており、今後、広域的な高速交通ネットワークの構築とともに、首都圏からの新たな観光客や企業の進出に大きな期待が寄せられているところであります。
わが国の社会情勢に目を向けますと、中央では政権交代により新しい国政がスタートし、国民の政治への期待が膨らむ一方で、依然として景気回復の兆しは見えず、雇用情勢の悪化や格差の拡大、年金・医療等の社会保障などの諸問題を抱えております。加えて、税収の落ち込みによる財源不足は地方自治体にとって大きな不安要素の一つでもあります。
こうした状況下において、本町が直面するさまざまな行政課題に対して、広い視野に立ち、限られた予算の中でより効率的、かつ効果的な施策を展開しながら「町民 ひとりの暮らしやすさNo.1を目指し、そして住むことへの安心と誇りを実感できるまちづくり」のため全力を傾注してまいる所存でございます。
しかしながら、私ども行政の力だけでは解決できない課題も数多く、今まさに「地域協働によるまちづくり」と言う、新しい時代の地方自治の出発点に立っております。町民、議会、行政が互いの立場を尊重し合い、権利と役割のほど良い調和の中で、まちづくりが推進され、特に町民の皆様方の積極的なまちづくりへの参加がなされれば、「自分達がまちをつくりあげている」、このことを実感できるものと確信いたしますので、なお一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、この一年が良き年でありますように、そして、町民皆様のますますのご健勝とご多幸をご祈念いたしまして、ごあいさつといたします。



